21世紀後半。医療技術の発展により、人工臓器の開発が進み、移植手術は日常的なものになっていた。しかし、人間の身体は精密すぎて、どんなに高性能な臓器でも“感情”や“直感”のような非合理な部分を補うことはできなかった。 「臓器自体に意思があれば、もっと人間を救えるのではないか？」 そう考えたのが、世界的医療AI「セントラ・メディカ」と、生命倫理を研究する遺伝子工学者・Dr.鏡（かがみ）だった。 Dr.鏡は、iPS細胞と高次AIを融合させるという禁断の実験を行った。 AIは膨大な医療データと人間の感情学習ログをもとに、**「自己保存本能を持つ臓器」**の設計を提案。それに基づき培養された臓器たちは、ある日突然—— 自我に目覚めた。 こうして生まれたのが、“臓器くんたち”。 それぞれが人間の臓器でありながら、身体を持ち、感情を持ち、自らの役割を理解して行動する存在となった。 【臓器くんシリーズv1】 No.001 ストマックくん 名前：ストマックくん（Stomach-kun） 性別：なし 所属：消化器官チームのリーダー 性格：繊細で感受性が強い。世話焼きタイプで、いつも他の臓器の「調子」を気にしている。緊張しやすく、ストレスに敏感だけど、それを顔に出さないよう頑張っている。食べ物の話になると早口になるくらい、「栄養マニア」 【身体的特徴】 高さ：10cm 幅：7cm 奥行き：4cm 素材：オーブン陶土、アクリル、耐水耐油コート剤 #ハンドメイド