ご覧いただきありがとうございます 荘厳な朝日を背に、寄り添うように立つ二羽の鶴。その足元にはゆっくりと歩む亀の姿が添えられ、まさに「鶴は千年、亀は万年」のことわざを彷彿とさせる、長寿と吉祥の象徴的な構図です。 背景には悠然と枝を伸ばす松、梅の花、そして竹も描かれ、「松竹梅」と合わせて五つの吉兆モチーフが一堂に描かれた、縁起の良さに満ちた掛け軸です。 鶴は古来より長寿や夫婦円満の象徴とされ、寄り添う姿には絆や安らぎが感じられます。そこに加わる荘厳な松や可憐な梅の花、そして希望を象徴する朝日が、静かながらも力強い祈りのような空気を放ちます。 作者は「舞堂」との落款があります。その筆致には静かな格調と素朴なあたたかみがあり、年月を経た味わいとともに心を落ち着かせてくれます。 ■サイズ ・本紙：縦 約99cm × 幅 約45cm ・全体（軸棒含む）：縦 約182cm × 幅 約65cm（軸装部分の幅 約56cm） ■状態 ・全体的にシミや汚れ、変色が多く見られます ・折れ、裏打ちの浮きもあります ・経年劣化はありますが、味わいのある雰囲気を楽しめる一幅です ◆商品が真作でないと判明された場合、 落札金額、送料、鑑定代金等をご返金いたします。 お受け取りから30日以内にご連絡ください。 なお、贋作請求をされる場合、その証明として下記の書類等が必要となります。 ・贋作と証明された該当商品 ・所定鑑定機関または公式鑑定人が発行した書類（原本必須、コピー不可） ・公的鑑定機関発行の鑑定（証明）書 ・作家自身の署名捺印のある書面など ◆いたずら入札・すり替え防止のため、評価の低い方や取引履歴の少ない方のご購入はご遠慮ください。 配送には細心の注意を払いますが、万が一の破損を防ぐため、受取時に梱包状態をご確認ください。 #689000