松枝に3羽の鶴が日本刺繍で施された美しいアンティークの花嫁用筥迫です。 金糸の霞や松の枝、鶴の羽の表現など卓越しており刺繍職人さんの腕の良さが窺えます。 白の無地部分にはやや薄汚れ、経年の変色がございますが胸元に入れた際に外に出る部分は綺麗で白地のアンティーク品としては良い状態だと思います。 ビラかんざしが丸いものと長方形のものと2種類ついていました。 長方形のものははこせこ本体より少し長いようです。 どちらも金属に経年のくすみはありますがビラの欠損などなく、アンティークらしい重さと長い鎖がシャラシャラ鳴りとても魅力的です。 木箱に入っていますが蓋はありませんでした。 アンティーク着物での結婚式や成人式を予定されている方、コレクションにいかがでしょうか？ アンティーク品、古い品物にご理解頂ける方に。