曾祖父の蔵に置いていました。 曾祖父が長年、紫外線など当たらないように大事にしまっていました。 100年以上前、明治時代初期、お茶を趣味としていました。その一つ「茶籠」の中に入っていました【　玉堂佳器　】です。 色が鮮やかで細やかな模様が美しいです。 器の形も小さいながらに、表裏ともお花の形に作られています。 詳しいことはわからない私でも高価な品であることが一目でわかった程の品です。 寸法：H約2.5cm×W約7cm×S約6.5cm （取手抜きの大きさです） 江戸幕末における京都陶芸界を代表する陶工・青木木米に師事。　 　南京赤絵手付碗です。　　　　　　　 中国・明代に景徳鎮窯で焼成された南京赤絵の名品に倣った秀逸な一作。　　　　　 把手が付いた木瓜形の端正な造りに、精巧な赤絵で窓絵の花鳥図と地紋が描かれております。　　　 高台内の「玉堂佳器」款も景徳鎮窯の佳品に用いられていたものです。