こちらは【総楠木】で彫られたとても深みがあり、 楠木の香りが非常に香り高く癒される仏像になります。 光背の頂点までの総高約55cmとなり細かく彫られており迫力と威厳が御座います。 本体は約33cmとなります。 天然木の美しい木目や古美感のある仏像でとても癒されます。 特質するダメージはありません。 製作依頼した時の状態から保管しておりましたので全く劣化はしておりません。 ★黒ずみ等は天然木由来とお考え下さい。 あえてその様な風合いを活かして井波彫刻仏師作製されております。 金剛蔵王権現とも呼ばれますが、 インドに起源を持たない日本独自の仏様です。 奈良県吉野町の金峯山寺本堂（蔵王堂）の本尊として大変有名です。 「金剛蔵王」とは究極不滅の真理を体現し、 あらゆるものを司る王という意味になります。 権現とは「権（かり）の姿で現れた神仏」の意味です。 仏、菩薩、諸尊、諸天善神、天神地祇すべての力を包括しています。 不動明王などの仏菩薩の功徳を越える強力な霊験を体現する神として出現したことを伝えております。 ７世紀頃に役小角と呼ばれる者がおり、 乱世の世の中で苦しむ人びとを救うため、 奈良 吉野の金峯山という山にこもり、 苦行をし力の強い仏が現れることを祈っていました。 そのとき最初に現れたのは釈迦如来ですが、 小角は今の世には力が足りないと退けました。 次に現れたのは千手観音。 ところがこれも受け入れず、 その次の弥勒菩薩も認めませんでした。 御三方は優しすぎたのです。 祈り続けると、地が揺れ、雷鳴が轟き、岩を割ってついに三仏の力を兼ね備えた蔵王権現が飛び出してきたのです。 （蔵王権現の片手と片足を上げた独特のポーズは、このときの姿を表しています。） 蔵王権現は釈迦如来（過去）・千手観音（現在）・弥勒菩薩（未来）のすべてのご利益を兼ね備えています。過去の後悔、現在の執着、そして未来への不安をすべて取り除いてくれる、いわば万能の存在です。 右手の三鈷杵は天魔を粉砕し、　　　　　　　　　　　　　　　左手の刀印は情欲や煩悩を断ち切ります。　　　　　　　　　　　 #出品仏像はこちらから 仏教と仏像と供養と仏師と観音と如来と大日と　 不動明王と馬頭と古美術と木彫りとご利益と井波彫刻と美術と骨董と手彫りと本尊 画像を良く見て頂きプロフィールをお読み下さい。